日本政府によるいじめー朝鮮学校への対応

朝日新聞の記事

朝鮮半島でのニュースから一夜明けて、まさかな、って思っていた事が本当に。
朝鮮学校の授業料無償化、プロセス停止』
なんで、なんでそうなるんでしょう。非難の気持ちでいっぱいです。

日本には沢山の在日朝鮮人が居て、当然、朝鮮学校が沢山あります。その生徒たちが、他の外国籍の子どもたちと同等の法のもとに学校に通える、そんな当たり前の事を、日本政府は渋って渋って決めかねて、やっと通った条例だった。

それでなくても、日本国内の排外主義のいろいろな力にずーっと追われ続けている子どもたち。ひどく長い間。朝鮮学校の校庭までおしかけてメガホンで子どもに直接暴言を浴びせるような人が日本にはいます。そんな中で生きていかなきゃいけない。

さて、その無償化の停止だけども、これがもたらす効果は何もないと思います。国際社会からみても、こんなかたちの”制裁”は何の影響も及ぼさない。強いていうなら日本はどんどん排外的な頭の弱い政治をする国になっていることをあからさまに表しているだけ。ほんとに、半島で起こった事を国内に住む子どもたちに負わせる、といういじめでしかない。

一昨日おこったことに対して、政府としてしなきゃいけないことといったらその砲撃を受けた島をはじめ南北コリアに住む人達の安全を保障するため、事がこれ以上発展しないための手助けでしょう?それよりも、無償化を停止します、という決定を、わざわざ「対策本部」で行ったんだって。日本は今、「平和」のために子どもたちが教育を受ける権利を奪うということをしています。こんなおかしなこと聞いたことないよ。

わたし、正直いって最近の日本の政界によくついていっていないけど、
こんなヒドい政治家のあつまりなんだってわかって、びっくりです。