最近書いてませんね

日記を書くことを怠っていた。。。と思いながら久しぶりに書くと楽しいのでいいとしよう。といってもmixi中でのコミュニケーションはたくさんやっているんだけど。mixi内のコミュニティーで、 It's Only Rock 'N Roll!  というのがある。音楽一般(特に洋楽)について熱い話し合いが繰り広げられているのだけど、その中でよだれの止まらなそうなトピックがあった。(あそこのトピックはよだれの出そうなのばかりですが)その名も、“原曲より良いカヴァー曲”。私は、カヴァー曲が、大好き。カバー曲と聞いただけで反射してしまう。もちろんこの世のカバー曲全てが好き、というわけでない。でも、自分の好きな曲を違うパターンの演奏や歌で楽しめる、というのがたまらん。自分の好きなバンドがこれまた自分の好きなバンドのカバーなんてしていると最高。
それで、自分のお気に入りの一曲を思い出したのでそれを聴きながら書いてみる。Oingo Boingo という80年代のバンド(LA)が、 The Kinks(UK)の"You Really Got Me"をカバー。素晴らしい気持ち悪さに仕上がっていると思う。紫色と緑色渦巻きの中に巻き込まれるようで、その一方で幻想的なハーモニーを取り入れたり。もう、ひどい変貌!かっこいい!!!Kinksに“You realy got me now"って言われると純粋にドキッとするが、Oingoの曲で同じ言葉を言われるとなんだか怖くなる。そんな素敵なアレンジがなされています。。。
他にも凄いカヴァー曲は沢山ありすぎて、書ききれません。まだまだ知らないものもいっぱいあるし。。。素晴らしいカヴァー!カヴァー曲は、ミュージシャンのが好きなミュージシャン等がわかるし、そうやって世界が広がっていく、といううのが嬉しいですね。
自分でも、好きな曲を試行錯誤しながら鍵盤で弾くのが大好き。(下手の横好きだけど)ピアノやキーボードを持っていないので、普段は楽器屋で練習。楽器屋の電子ピアノコーナーに日曜の昼間とかに行くと、意外と空いててピアノを独り占めしやすい。言い換えると、近所の、誰も来ないようなしけた楽器屋においてある一番高い電子ピアノを占領する、というだけなんだけど。何時間居ても誰も気にしない。最近あんまり行ってないけど、また始めよう。目標はサティのジムノペディ1番!そうやって過ごす週末は最高だ。

オスカー君

週末といえば昨日、日曜日はオスカー賞(アカデミー賞)の授賞式だった。見るつもりはなかったのだけど。。。友人宅でぐーたらしながら、チャイニーズの出前を食べて、2時間ぐらいテレビの前で静止してしまった。大好きなPhillip Seymour Hoffmanが主演男優賞を取った。Capoteでのあの演技はものすごかったと思う。やっぱり、うれしかったなあ。しかしこれでハリウッド一色にならずに、意表をついて再びTodd Solondz作品とかに出て欲しいですね。
それと、気になっていたのがパレスチナの人若者がイスラエルでの自爆テロを計画・実行する苦悩等を描いた“Paradise Now”。外国語作品賞にノミネートされてました。私はこれは凄い、是非見られるべき映画(=受賞してほしいなあ)だと思ってたのだけど、オスカー委員会(?)は、イスラエル市民から“自爆テロを肯定するようなこの作品は賞に適さないので除外して”、のような要求を受けていたらしい。そして本番、ノミネート作品の紹介のところで、(喋ってたのはウィル・スミスだと思う)タイトルと制作元(国)の紹介文が“パラダイス・ナウパレスチナ領域”となっていた。呆気に取られてしまった。。。完璧にイスラエル向けの呼び方です。まぁ、アメリカのオスカーだしユダヤ人が大手を振って歩くハリウッドだからしょうがないといえばしょうがないけど。で、“領域”、って呼ばれたからには受賞するか、と思いきや、無理でしたね。

ま、作品賞とったCrashやらJohnny Cashを描いた“Walk the Line"(見たかったけど良くない、と聞いていたのでロードショーはパスしていた)、新しくリストに追加です。

新世界

今夜は、友達と旦那の勧めで知ったSisters of Mercyのライブ。80年代の、っすよね。ゴスゴス言われているバンドらしいけど、CD聴いたりビデオを観たら、くぁっこいい!!特にビデオは格好良すぎてずるいと思った。50ドルも払ったのでいいライブになることを期待しています。黒い衣装を身にまとった人々が、沢山来ているのでしょうか。新しい世界です。あえて私は派手派手の服で出かけよう。(林家パー子さんのヴィジョンで。)
Sisters of Mercyのビデオ"Dominion"(撮影はヨルダンで!)