8月は北海道に行きましょう

8月18日から25日まで、お盆も過ぎた頃だし、北海道に行きませんか。
97年から毎年、「東アジア共同ワークショップ」というのが日本や韓国で開かれています。夏と冬に2回ずつ、夏は今年で10回目になるそうです。私も過去に何度か参加しました。
日本各地には、戦時中日本で働かされ、亡くなった朝鮮人の方々の遺骨がまだ埋まっています。多くの遺族の方々は、60年以上前に日本に行った家族がどこでどのようにして亡くなったのか、今も分からずに何十年も過ごしています。その遺骨の掘り起こしをして、遺族に返そうと、日本人、アイヌ、韓国人、在日朝鮮人の人達(多くが学生)で一緒に行ったのが、第1回目のワークショップでした。北海道の朱鞠内(しゅまりない)と言う場所で、ここには戦時中にダム工事が行われ、そのために朝鮮人、日本人がタコ部屋労働をさせられ、この地で亡くなった、という歴史があります。そこで命を落とした方々は、ダム近くの山に埋葬されたまま、放っておかれました。

ワークショップは毎年色んなところで開かれて、今年は北海道のすごく北のほうにある、浅茅野(あさじの)というところで行われます。私もそこまで北には行ったことがありません。オホーツク海に面しているし、すごくきれいなところでしょうね。。。

詳細はこちらでご覧ください。http://www.asajino.net/ ←ここでパンフレット(pdf)がダウンロードでき、参加申し込みも出来ます。

私は、とっても行きたい方向ですが、まだわかりません。
韓国や朝鮮に関しては、本当にいろいろな考えが皆の頭の中にあることでしょうが、実際個人として人と会ってみて、それからその考えをまとめてみればいいと、思います。私個人的には、この集まりは行く度にめちゃくちゃ楽しくて、とても大事です。今までいろんな人に出会えたし、自分のために必要なんです。うまくいえないけど。

だから、行ける方は是非行ってみてください。なんていうか、暑さを偲ぶ小旅行というかんじで、どうですか。
私の父と兄が運営に関わっています。よろしくお願いいたします。