CD買ってますか

久しぶりに最近買ったアルバムとかについて書いてみよう。レビューじゃなくて、感想文です。

World/Inferno Friendship Society

まず、お約束のようですがこの人達の新譜が7月に出ましたよ。

Red-Eyed Soul

Red-Eyed Soul

もう、最高です。彼らの音楽は一言で言い切れないのだけど、キャバレー、サーカス、パンク、ワイマール、タンゴ、ワルツ。。。とか色々です。このアルバムは今までライブでやってた未発売の曲をてんこ盛りに入れてくれたので、ファンには嬉しい。そう、私はファンなんです。けど、初めて聴く人には、もう盛りだくさんで白黒映画や赤ワインの色や紙吹雪や中指やアナーキストや。。。色んなストーリが詰まっていて、とっても楽しいです。歌詞がわかんなくても、そういうのは伝わってきますよ。
まだ、日本ではあまり知られてないと思う。皆が買う前に買ってしまってください。早く!
いつか彼らには日本で演奏してもらいたい、本当に。夢です。

Melvins

Houdini Live 2005

Houdini Live 2005

Melvinsは、私が指くわえてたぐらいの頃からやってるバンドでアルバムも凄く沢山出てると思います。なんか、never really bothered to actually buy their album but fuck i was sooooo wrong. と深く思います。(べつにアルバム買おうとかまで思わなかったけどそりゃもうアンタ大きな間違いだった。)Melvins素人に言わせてもらうと、ドゥーンガーンにドスの効きに効いたボーカルで、頭を振りそうになったり恍惚となってしまいます。このアルバムは93年に出たHoudiniというアルバムの最初から最後までをそのままそっくり、ライブで再現した、というもので、イギリスのAll Tomorrow's Partyという音楽フェスでの企画だったらしい。録音担当はmikushiでお付き合いさせていただいているToshimanさんです。あんまり格好よくて何回も聞いているので、スタジオ版のHoudini買う?とか血走ったけれど、ばかばか、それなら他のアルバム選べよ、って思いました。

Big Business

Head for the Shallow

Head for the Shallow

ヒィィィ。。。すんげー。慌ててビールこぼしながら言う感じです。メンバー二人だそうです。それでこの厚さ。ドラムが特にやばいです。早くてアレンジのとても格好いいドラム、とベースギター(?)とメタリックなボーカル。うちのスピーカーは大音量で聞けないので(お隣さん対策のため)ヘッドフォンで聞いて、悲しいけど、ああああ納得、って感じです。今すぐライブが見たい!で、秋には、Melvinsと共に、というかMelvinsに加わり、アルバムが出て、そしてNYにもいらっしゃるようで。ワーイワーイ!

Ditty Bops

Moon Over the Freeway

Moon Over the Freeway

名前だけはずっと聞いていて、最近の可愛いDIY系バンドのひとつかと思っていたのだけど、最近新譜が出たらしいのでそれを買ってみた。これが、やっぱり可愛いかったけど、ブルーグラスっぽくもあり甘くスイートな(モア・ベターと同じ文法です)メロディーが5秒ごとにコロコロ入れ替わるかの様で夢心地にもなります。でもきれいにまとまっていて。あーなんかいい匂いする。それと、アコースティック感がいっぱいあって気持ちいいです。1回ぐらいは、ライブ観たい。

NoMeansNo

People's Choice

People's Choice


ジャケ写真はこれ
このカナダ人のおっさんたちですが、変態です。彼らのファンが選んだというちょっとしたベスト版みたいなこのアルバム、今まで手をつけてなかった。でもね、ノーミーンズノーのスタジオアルバムはもうなかなか売ってなくて、手に入ってもとても高いんです。売ってたのは80-90年代。うちにはCD1枚とLPがイスラエルのランの部屋に1枚しかない。だからこれを買って、正解ということに。Body Bagという曲が好きです。この人達も速い曲をブンブンやりますし、ドラムが格好いい。歌い方が気持ち悪くて好きです。NoMeansNoこそ、なんて説明していいかよくわかりません。聴けばすごいのに。何でもわかる。私もどこか知らない世界への行き方がわかりそうになってドキドキしました。朝の通勤時に聴くもんじゃないですね。彼らも秋になんと新譜が出て、ツアーでこっちに来るようで、夢のようです。
あと、最近見て(良い)ショックを受けたNoMeansNoの『プロモ用写真』:

Slim Cessa's Auto Club

Bloudy Tenent Truth & Peace

Bloudy Tenent Truth & Peace

荒削りなカントリーバンド。とても、いい。カントリーといえばある程度のイメージが出来上がってしまうので、それはそれでいい、けど、私はカントリー音楽のバックグラウンドがあまりないのでこのバンドをどうやって説明したらいいか。ジェロ・ビアフラ氏のやっているレーベルから出ているので買ってみた次第なんですが、とってもいい。捨て曲がありません。たぶんカントリーの詩にあるであろう様な恋の詩とかもあったりして、悲しくて、いいです、すごく。

Nanuchka - "Carefully Planned Accident"

(商品リストにないので:http://nanuchka.com/ http://www.myspace.com/nanuchka ここで視聴もできますよ。)
最近までWorld/Infernoでベースを弾いていたYulaちゃんのバンドです。彼女は、本当にいいベース弾きだなぁ。と思う。そのNanuchka(ナヌチカ)の最近出したアルバム、かっこいい。いいです。ロック。本当にかっこいいんですよ。歌い方も、いでたちも、ヒールもぼさぼさの髪も素敵な女性です。

Ahleuchatistas

What You Will

What You Will

なんて発音するんだろう、このバンド名。私の好きなTonicというライブ会場のスケジュールで名前を見つけて、変な名前だなあって思って調べてみたのがこのバンドを知るきっかけでした。拠点はノースカロライナだそうですよ。インストゥルメンタルの速いジャズというかんじで、John Zorn系といえばそうなんだけど、彼とかよりもスカーンとしていて気持ちいいです。やっぱり基本は、ドラムが狂っていてついていけないよ、というかんじです。

疲れました。最後のほうのアルバムは適当に書いているな。