ベルリン1月20日

来ちゃった。
イスラエルから先に着いていたランとTegel空港で待ち合わせ。空港からバスでAlexanderplatzまで向かう。その近くにネットで予約しておいたアパートがある。個人のアパートの一室を、エージェンシーを通して借りるというものなのだけど、ホステルより安全でホテルより安い。キッチンも使える。とてもいいシステムだと思います。アパートに行く約束の時間までちょっと余裕があったので、ぶらぶらしていたらスーパーを発見。やったー。早速スーパーです。ちょっと疲れ気味のランに荷物を預けて私はチーズやらヨーグルトやらパンやらのセレクションを楽しみました。小腹がすいたのでひまわりの種入りパンとゴーダチーズを買ってその辺のベンチで食べた。うまいねー。ヨーロッパに来るとついついやってしまう。道端でパンとチーズ。とびっきりうまいのが手軽に手に入りすぎ。
それからアパートに向かい、ホストのIreneさんにご挨拶、小話を。とっても素敵なおばさま。その後疲れも忘れて早速街に向かう。自分でいうのもなんだけど私は電車の乗り方や通りの覚えが早い。乗り換えも完璧。ベルリンの地下鉄・電車は複雑だけど、ちょっと覚えればすごく便利だと思います。んで、あらかじめ調べておいた手作りの飴やさん、Bonbonmachereiというお店に。(←このサイトの"bei der arbeit" ってセクションで飴作り工程が写真で見れます。)ここでは、すごく古い金属製の型を使ってすべて手作りで飴を作っている。サクマドロップのようなの。お店に一歩入ると飴のあまーい匂いがぷんぷんしている。そして、店のおじさんが、まさに、飴を作っている最中だった。

すごい。。。パンの生地のような形の飴の生地が、機械に通され、平たくなり、ラズベリーの形がリピートされてできてくる。着物の反物みたいなかんじで。味見もさせてくれるらしい。おじさん、巨大な赤い飴のかたまりを一つまみして、ハサミでちょきんっと切って渡してくれた。あったかい!おいしいいいい!出来立ての飴。。。。味は、チリペッパー入りラズベリー味。とても美味しくて笑いが止まらんかった。

これが型。
そこで飴を買ったあと、NYに住んでるドイツ人の友達フレデリック君と彼女のララちゃん(はベルリン在住)と待ち合わせ、ベトナム麺屋に連れてってくれた。ギャラリー街近くにあるおしゃれなレストランで、若い人たちでいっぱいだった。麺のほうは、辛くて、なかなかおいしい。そこでとりあえず腹いっぱいになったところで、どっと疲れてしまった。せっかくの土曜日なのに。。。で食事のあと、フレデリック君たちにちょこっとこの辺の建物などを歩いて見せてもらうことに。
  
ここは、あるビルの中庭で、このビルは、第2次大戦前から多くの盲目の人たちが働いていた工場だったらしい。そこで、ナチ時代に入ってもここの工場の主が、盲目のユダヤ人たちをかくまって、終戦まで、実際に多くの人たちを助けたらしい。今でも中庭の側だけは昔のまんまの風貌が残っていて、ビルの中は映画館や店などになっているそう。
ベルリンは大戦の最後のほうに爆撃でたくさんの建物が破壊されたけど、今でも残っているものが観光スポットのようになっている。中には、銃弾の後が今でも残っているビルとかもあるらしい。

その夜はアパートに戻ってホストのイレナさんともうちょっと話したりした。ベルリンのローカル紙を切り抜いていろいろ渡してくれたりした。ほんとに何から何まで優しくしてもらって、ありがたい。

せっかくのベルリンの土曜日だし夜遊びしようと思っていましたがあまりにも疲れたので今日はこれにておしまい。