Bienvenida a Tijuana...

今晩は。
今日は今年初の野外(って何かね)、Manu Chaoのライブをプロスペクトパークで観てきました。念願の、初めての、マヌ・チャオ、もうっ最高です。
日中は、今シーズンいちばんになりそうなぐらいの蒸し暑さ。夕方から夜にかけて大雨になる予報。むふふふ。。。
ランが昨日イスラエルから帰ってきたので、時差ぼけで眠くなりそうですが早速夜の野外に連れ出した。このプロスペクトパークの夏のイベント、でかいステージが公園のどっかにあるらしいんだけどどうやって行くのかが定かではない。とりあえず「プロスペクトパーク駅」ってとこまで地下鉄で行けばなんとかなるんでないか。ということで着いたら、なんとステージは公園の反対側。かなりでかい公園です。どうにかして公園を横断するわけですが道はくねくねしてるもんの所々に池とかあるもんの、完全に迷った。ライブが始まりそうなんですがとりあえず散策をかねて公園の中をお散歩。いやープロスペクトパークってこんなにもワイルドだったのか。。。素敵なスポットがいっぱい。蛍も飛んでるし、迷ったら出られなそうでとてもウキウキするねー。美しい子ウサギさんにまで遭遇。耳もまだ短くてネズミかと思ったー。そうやってウロウロしながら、他にも道に迷ったグループについて行ったら、無事着きました。
もう始まっていて、音が聞こえている。中に入ると、とっても心地のよい音で、いきなり疲れも忘れて幸せで、ピョンピョン。。。
Manu Chaoサンの歌はだいたいがスペイン語スペイン語って発音したり歌ったりするととても気持ちがいい。多くの言葉が母音で終わるからかな。全然くわしくないけど。母音の存在が大きいぐらいにしておこう。彼はガリシア系(スペイン)でフランス出身。ありとあらゆる、いろんな地方の音楽をミックスした歌をつくっている。大半をしめているのはレゲエビート。パンクの要素も。アフリカ系、スペイン系やらほんっと色々。気持ちよく歌えるメロディー。拳と腰ふりとピョンピョンジャンプ、全部全部だしきることができる。観客も絶好調。みんな夏が来て嬉しい。ビールがおいしい。わたしも楽しい。ライブの合間にはステージに「Immigrantsなんとか」(読めなかった)って書いた横断幕をひっぱってきたり、Mr.ホワイトハウスに向けてメッセージを叫んだりした。一緒に歓声をあげてみんなで。編集:後からわかったんだけど、書いてあったのは「IMMIGRANTS ARE NOT CRIMINALS」
ランさんも疲れてきた(相当眠い)らしいので、後半に入るとそろそろ行こうか?って雰囲気だったのだけど、どんどんいい歌が続いて、出られねえ。後半は、人ごみから抜けて後ろのほうの広いところで踊り狂った。子連れの人もたくさん。あついねーつかれたねーって沢山の人が思ってたと思うんだけど、後半のアップビートな曲が始まったぐらいのときに突如、なんとも涼しい風がぴゅーーーっと吹き始めた。夢みたい!まわりの木もいい勢いで揺れはじめた!なんて素敵なんでしょう。
そんなこんなで、アンコールの途中に、もう、でよ、って出たんだけど、公園の出口あたりで大粒の雨がー!一粒5センチじゃ足りないぐらいの。もうそこで大歓声。。。いつも準備のいい私はカッパと傘があったので無事だったけど、みんな大濡れで。。。すごい光景。そして地下鉄の駅に着くとそこにも長蛇の列。。。電車のるのにもまた列かーはは。でも誰かが「もう、待てん!めんどくさい。」って思いついたのだろう、改札の横の大きな扉を開けてみんなそこからゾロゾロ入りだした。アラームが鳴っているけど周りにはだれも捕まえる人はいません。みんなでタダ乗り。。。わたしも。でもそこでランさんなんかは、ちゃんと改札通るんだよなー。さすがです。
いい夜でした、ほんとに。
Cada dia se la traga mi corazon。。。毎日、心は膨らみます。



見逃した曲。。。