月曜日

普通の日記でも書こうかな
今日は久しぶりに忙しい日だった。とても新鮮な気分です。突然、出版社から本(腹腔鏡下大腸手術)の校正刷りができてきた。もう興奮気味でその420ページを大急ぎで印刷して、感極まる暇もなくざっと読んでイラストをチェックして、ボスとミーティングをする。あーじゃないこーじゃない言いながらもこうして見ると、制作中の色々な美しい思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。ボスを殺したい、と思っていた事とか特に。実際、私のボスは本当にいい人なので。そして校正の門を突破したということでこのおっさんは私に和菓子を買って来てくれた。で、イラストは全部で311個。数える暇もなく提出したので今わかってびっくりした。これから1週間内に手直しをして、出版社に送り返してまた校正してそんなこんなで出版されるのは来年1月ぐらい、かな。やっぱり、予定より3ヶ月遅れています。さすが。この調子に慣れてきた自分も恐ろしいけれど。
で、すっきりした気持ちで今日はご褒美に外でディナー、じゃなくて思いっきりおいしいものを作りたくなった。有機野菜でパスタにしました。瓜系の野菜ときのこを角切りにしてトマトソースでちょっと辛くする。それだけだけど。角切りはとても楽しいな。ざくざく切っていると突然横でポリさんがゲロを吐く。そんなこともなんだか微笑ましくなって吐いた分の餌を新しくポリ皿に足してやる。ということでめったにやらないけど料理中に写真を撮ってみたり。

あはは!かわいい子達。

容赦なき戦いの後のにんにく
あとは、思い出せないけれど色んなスパイスを入れたら実においしく出来ました。ということで、出来のいい若奥様は旦那の帰宅直前に料理を済ませ、テーブルにワインとグラスをセットして旦那が帰宅したのと同時にお食事にしました。皿に盛ると同時にものすごい食欲が出てきたので出来上がりの写真は撮らずに食べる。ていうか、出来立て料理の写真なぞ私には撮れん。まず食べようじゃないか。写真なんか撮っていたら料理から魂(=おいしさエキス)が吸い取られるんじゃないか?地元の酒屋でおいしいワインを見つけたことも嬉しい。寒くなると飲みたくなる、甘いリーズリング。
食後は緑茶とボスの和菓子で舌鼓。おいしかったよ。それから、ランが大学院入試用に書いたPersonal Statementを読んで、批評をしてあげてとてもいい気分。ポリさんはまだお腹が減っているらしく流し台の上のキャビネットの中に入ってしまった。食料探しの旅に。暗いキャビネットの中で皿の上に乗って、大きな黒目でかわいい顔をしているけどこれは我が家の全ての食器の命に関わる行動なのですぐに出ていただく。食べ終わった皿の上のトマトの塊を前足で引っ掻いて、その足を舐める。辛かったらしい。猫さんは辛いものを口にすると“あひ〜”という様な音を口から出すので親近感が増す。でも、匂いだけを頼りに食探しをするのもゆるくないね。

ポリの食卓(床)には軽量カップに水、コテコテの猫皿、そして児童書"Pollyanna"(文学猫に育ってもらうために)それとAmexのゴールドカード(偽物だということは彼女には秘密です)があります。ランチョンマットにはヘブライ語のアルファベット一覧が。ポリが幸せだといいな。