貝たち

昨日お友達が家に来たので一緒に辛いスープでも食べましょうか、ってことになって近所の魚屋で何か買って入れよう、ってことになった。魚屋の窓に、生牡蠣あります!って書いてある!おおお。そういえば牡蠣ってこっちに来てから食べたことなかったなあ。実家でお歳暮にもらう牡蠣以上にうまいもんがあるのか、と食わず意地が働いていたようです。でもまあとりあえずここは1ダースで10ドルということで、安いのか高いのかわからんが買うことに。
牡蠣の汚れを落とす魚屋のニコニコ兄ちゃんに、貝の開き方わかるぅ?ニコニコ?と言われて少々はてな?となったわたしたちに兄ちゃんはじゃあ見せてあげるよニコニコ、と一つ開いてくれることになった。サービスいいのぅ。小さいナイフでうまいこと開いた後、ニコニコと、“コレ、いる??”と友人に勧める。
このまま、食うのか。
いぇああ、食ってしまえ。
と彼女は貝殻にのっかる牡蠣君をてゅるっと。
おいしそう!と私は目を輝かせてみたら、
魚屋は私にも、“あんたも、いる?”と一つ開いてくれる。
とぅるっと飲み込んだ。うまぃぃぃ!
そして、この牡蠣は、大丈夫なのか!!!
食べた後に“この牡蠣本当に新鮮なのかねええへへ。”と兄ちゃんに訊くと、“あんた達、もう食べちゃったじゃん。ニコニコ”と言う。そうだよね。もう食べた。という訳でこの牡蠣ちゃんたちはスープなんぞに入れるのはもったいないということで、スープ用にはムール貝を買って家に帰った。そして半ダースの牡蠣を、ガスで炙り、一瞬にして平らげた。うまかったぁ。。。

ヘブライ語で“カキ”はう○ちという意味です。
ムール貝を入れたキムチスープもひどくおいしかった。
結局貝たちは本当に新鮮だったらしく、安全な夜を過ごしました。
日本では年が明けたなあ。今年も健康に暮らしたいですね。どうぞよろしく。