イスラエル 1)食

何から始めよう。。。
旅行中、コンピューターで日本語を書ける環境を作らなかったので、ノートに走り書きしておいたのだけど、それを写して書くのがなんだか億劫。。。ふつうに日ごとの日記を書いてもいいのだけど、なんかジャンル別に書いたりしたら楽しいんじゃないかな。楽しくないかもしれないけど。ということでまず、食べ物から始めます。

イスラエルの食べ物

は、本当に美味しい。まあ私はフランスもイタリアも行ったことないので“食べ物が美味しいと思うレベル”はきっとそこまで高くはないのだけど、イスラエルの食べ物はとにかくうまい。野菜がうまい乳製品がうまい穀物がうまい魚介類もうまい。(肉もたぶんうまい。)まずこちらを見ていただきましょう、Zichron Yaakovという街の小さなカフェで出てくるオムレツサラダ付き。

なんでしょうこの色!艶!フォトショップ処理じゃありませんよ。野菜がとにかくとっても赤くて青くて味が濃い。ちなみに、サラダの横に添えられてい白いクリーム状のものは、Labane(ラバネ)という山羊のミルクから作られたやわらかいチーズです。これがたまらなくおいしい。
イスラエルは地中海に面する国ですので魚介類も豊富。ただし、ユダヤ教のコーシャーという食べ物の戒律によると、基本的には甲殻類や貝類またあらゆる種類の魚を食することは禁じられています。でも信仰のレベルによってお構いなしに食べる人も普通に沢山いる。なので海老とかカニとかはどこに行っても見つかる食べ物ではないのだけど、テルアビブにあるManta Rayというシーフード料理屋ではいろんな魚さんに出会えます。私たちがオーダーしたのは魚介ミックス鍋とやら。

おいひいいい
コーヒー。ですね。私にとって、イスラエルに行くとコーヒーはブラックでしか飲めなくなります。おいしいの。豆をひいたものをそのままお湯で沸かしてそのまま飲む。間違えてるかも知れないけど、これはトルコ式の飲み方、なのでしょうか。コーヒー豆が下に沈むやつ。非常に美味しい。

吐き気がするほどおいしいもの

というものを生まれて初めて食べました。名前はSabich(サビーク、但し“ク”は痰を吐くときに出すような音で発音する)。購入場所はテルアビブ市内の半分屋台のような場所で。見た目は、丸いピタパンにあらゆる野菜やソースがつまっている。中身は、揚げナス、フムス(ヒヨコ豆のペースト)、サラダ、ふかし芋、アンバというマンゴのソース、など、とにかくいろいろ入っている。それにがぶっとかじりつくと、どの部分を食べているのかはっきりとはわからないのだけど、これが、涙が出そうなぐらいおいしい。何が美味しいのだろうか。ソースかもしれない、それか野菜たちが作り出すハーモニーかもしれない。わからない。でも信じられないぐらい美味しくて、汚くて申し訳ないけど吐き出してもう一度食べたい、と思いました。でも“またあとで食べに来るからいいさ”という慰めの言葉をいただいて、行動を起こすのはやめました。
写真を取る暇もなく食べたので、とりあえずこれがSabich屋の様子。

食べ物の話するときりがないことがわかりました。現在、ちょっと時間のほうが限られていますのでこの続きは食べ物パート2としてお送りしたいと思います。ではまた。