イスラエル 2)猫

猫好きにとっては、天国。そんな国のひとつがイスラエルではないでしょうか。基本的に野良猫が多いのですが、飼い猫でも外で自由に行動させていたりする場合が多いようです。すごく人なつっこいのやら、怖がりのやら、餌くれないんなら近づくんじゃねえ、っていう鋭いのまで色々います。
野良猫と言えば、ニューヨークに来る前は“野良猫の街・ニューヨーク”っていうイメージがあったのだけど、考えてみたらこの街には全然野良猫がいない。街が綺麗になるにつれて猫もいなくなってしまったのだろうか。寂しいなあ。

最初に出会った猫。

このゴミ箱はあたしが仕切ってるんですけど。
観光しに出かけたケサリヤ(Caeseria)では、ローマ時代の遺跡のあちこちに猫さんが暮らしている。


こちらの猫さんは、ガイドさんの話を聞くツアー客の横にお行儀良くおすわり。
そして、テルアビブの猫はやはり都会派なのか、身なりも洒落ているような気が。

自分の黒い身体に合わせて、背景も心がけているようですね。

こんな個性派も。

これは、テルアビブでみつけたビラなんですが、“野良猫に餌をあげた者には罰金が科せられる”という市の新しい条例に反対するデモが行われます、というもの。こんな法が生まれようとしている、というのは悲しいですね。がんばれテルアビブの猫と人!
旅の最後に訪れたAkkoという古い港町にも、やはり美しいのが沢山いました。

漁船の網の上で昼寝中。こんな場面に出くわすことができて、あーありがたやありがたや

最後は、モスクの境内でちょっと感情的になっている2匹の猫。政治について議論でも交わしてるんでしょうかねえ。

あちこちで猫を見つけては大喜びしているのは私ぐらいで、人も猫もお互いに、“別に。”という態度を常に維持しているのが感じられました。みんな長生きしてほしいですね。