[音楽]イスラエル・ロシア・LA。とDeerhoofのライブ

イスラエルでかったもの:

Lenses - "I.D."

アラブ・イスラエルバンド。。。というだけでいいバンドと思ってしまいがちな私なんだけどこれは本当にいい。静かめの、土臭いフォークソングに頼りなさげなボーカルがなんとなくいい。正直いって、音痴。曲はヘブライ語のとアラビア語のがある。歌詞カードに英訳詩が書かれているんだけど、なかなか良く、ちょっとドラッグ無しのElliot Smithの世界っぽい。(彼からドラッグ引いたら結構なくなるものは多いかもしれんが)むー。ヘブライ語で歌詞がわかるようになりたいと思う今日この頃。

Messer Chups - Hyena Safari

ロシアのバンド(ユニット?)で、イスラエルでは相当サポートされている様子。NYではCD見つけれなかったり、知ってる人があまりいなかったのに、ラニ君に訊くと、“メッサーチャップス?当たり前じゃボケ!ォラァァァ!!”という勢いでこちらの新しいアルバムを出してくれた。嬉しかった。

かっくいい。ガレージ/サーフに古い映画から台詞を切り取ってきてミックスしてある。オナゴの叫びにイッヒッヒーという笑い、ってかんじ。もっと聴きたい。できればライブ見たい。いや、すごくライブ見たい。彼らのウェブサイトもとっても格好良い。こちらのアルバムCrazy Priceは日本でも買えるみたいですね。もっと知りたいー!

Crazy Price

Crazy Price

Altamont - "The Monkee's Uncle"


これはイスラエルでは買ってません。mixiでお知り合いになったToshimanさんという方がメンバーをやってらっしゃるLAのバンドAltamont。Altamont | Listen and Stream Free Music, Albums, New Releases, Photos, VideosやっとこのCDちゃんと聴くこと出来ました。かっこいい!思いっきり後ろから蹴られた、って感じ。万歳ロックンロール。ライブ観て、とにかく跳ねて踊り、汗をかきたくなるようなサウンド。自分はこういうのを久しぶりに聞いたのでとにかく心が洗われたような気分!MelvinsのドラマーDaleさんがボーカル・ギター・ベース・ドラムもやってらっしゃる。ぁあ、ギター唸るね。ToshiさんはOrganとRhodesを。カッコイイ ゥへー!飯が食いたい!

その他のイスラエル

面白かったので色々載せてみよう。まずは、テルアビブの街角で:

見てみてー。おおお、テルアビブにビートルズ来るんだってねー。英語だけ読むと本当にビートルズが来るらしいのでワクワクしたよ。“マジカル・ミステリー・ツアー”ってホント楽しそう!

Maaliaという可愛いバーのカウンターの上にはドラムセットがあり、ソファーの横には魚が泳ぎ、かわいい若い子がいっぱいいた。そういえば、イスラエルの女の子は美人が多いね。そして平日の夜飲みに出かけるというだけで、みんなばっちりおしゃれしてくるのね。見習いたいわ。
ここで飲んだチェコのBecherovkaというシナモンの味のするアニスのようなお酒、非常にうまかった。とっても強いお酒なのでちょっとクラクラになっていたら、すごい緊張の一瞬を目撃してしまった。私たちの向かい側に彼氏と二人で座っているお姉さんが、気持ちよく飲んでいる様子だったのだけど食事を終え、そして飲み、デザートを食べ終えたころに、すごく気持ち悪そうな状態に陥っていくのを一部始終見てしまった。デロデロになり、彼氏に連れられて店を出るまで、周りの空気がその2分ぐらいの間ずっと緊迫してた。そしたら私のよいがすっかりさめていた。何が言いたいかというと、素晴らしいお酒だ、ということ。イェーガーマイスターよりも良い仕事すると思う。同じような仕事をする、という意味で。

最近、過去の旅行記ばかり書いていたので現在のことも書かなきゃ。。。

月曜日はDeerhoofのライブだった。前までのライブ会場より一回り大きいBowery Ballroomで。ぶったまげ〜。ドラムサウンドが“大ホール”用のような響き(専門的になんていうんでしょうね。)で、ちょっと慣れるのに時間がかかったけど、彼らはいつどこで何度見ても毎回すごいとおもう。曲を知らなくてもいい。かえって、乗りやすいメロディーの“ヒット”っぽい曲より変拍子ばっかりのアレンジされたジャズっぽいやつのほうが見ていて相当楽しい。ポップな曲も、これでもか、っていうぐらい毎回アレンジしているのだけどね。アレンジがとにかくかっこいいので、もっとアレンジしてーもっともっと変えてー♪って言いたくなる。
ところで、Deerhoofの曲づくりのイニシアティブは誰が持っているのだろう。と友達と話していて、私はなんとなく、ドラマーだと思うんだけど、ちがうかな。そうじゃなかったら、皆が皆でやってるのかな、とか。誰かしりませんか。
それと、気にしたくないんだけど気になるので書くけど、一部のファンにとって、ボーカルのサトミさんが“えへへ。。。かわぃぃ えへへ”という風に受け止められているのではないか風な雰囲気。そりゃ彼女かわいいのですが、なんか気持ち悪い。そういう、お客の態度が。が、サトミさんはこれ、全然素敵なのね。凍った表情で見せるギターのパフォーマンスやいつもの振り付け、よかった。前よりもどんどん演奏的に前衛してきている感じがある。まあ、客がどうなのとか、別にいいんですよ。彼女の声とギターの音との境目がつかなくなる瞬間がたまらん。あーぶるぶる
近々、日本でもやるんですね!
2月:
22 - Shibuya, Japan @ Club Quattro w/ Eastern Youth
24 - Shinjuku, Japan @ Loft w/ Most, Afrirampo, Hannoda Taku
25 - Osaka, Japan @ Fandango w/ Afrirampo
26 - Kyoto, Japan @ Metro w/ Convex Level, Outside Yoshino
27 - Fukuoka, Japan @ Decadent Deluxe w/ Folk Enough, Moth, Accidents In Too Large Field, Noumi Yoshie
28 - Nagasaki Ishaya, Japan @ Harmony w/ Anti Against Anti, Gnawnose, Velocityiut
March 2006
01 - Shibuya, Japan @ Nest w/ Oshiripenpens, 54-71, SPDILL
むぅ。対バンが豪華だな。。。

Akkoで久しぶりに会ったリカルド。ランさんの福岡時代にお世話になっていた箒と同じリカルドがAkkoにも!