通勤したい

今住んでるアパートは、仕事からも近いし安全な地域だし食べ物も安くてまあ美味しいし、なんといっても家賃が激安なので、満足している。住み始めて今年で4年。NYの最初の2年で5回も引越ししたので、かなり“落ち着いて”いる。でも、贅沢中の贅沢を言うと、通勤時間が短い!私は電車に乗るのが大好きなので、本を読んだりちょこっと何か食べたり人間観察する時間が、できればもうちょっと欲しい。今は、毎朝10分乗って乗換えして1分で職場についてしまう。本を開いても2ページ弱読んだところでで閉じなきゃいけない。私が本を読むのが遅いのはそのためではないか、といい加減な言い訳をしてみたくなる。
遠くに引っ越そうかな。。。
さらに先週、旦那がおとなりさんから正式な苦情を受けた。音です。新しいスピーカーを買ったんです。はいそうです。でも爆音で聴いているわけじゃない。私たちだって大人です。それにしてもお隣はやけに神経質かと思われる。だって、いきなり壁をドーンドーンドーンって叩くんだよ。たぶん拳で思いっきり。そんなのが何回か続いたと思ったら、しまいには夕方6時ごろうちのドアを叩いて、旦那に、音楽がうるさいから、となんだか汚い口調で言われたらしい。気分が滅入る。お隣さんはとってもとってもかわいいハッシュ・パピーを飼っていて、できればお近づきしたい、とか思っていたのに。。。(そーです犬目当てです。)一応謝って音量も小さくしたけど、これから毎晩ビクビクしていかなきゃいけない、と思うとね。。。
引っ越そうかな。
ま、目標は今年の秋ぐらいにして。
でも準備の良い私はさっそくネットでアパートをブラウズし始めています。
これがもう、楽しいのなんの。
北米の各都市に広がっている個人広告サイト、Craigslistというのがあって、アパート見るならこれを見ろ、と誰もが口をそろえて言うようなサイトです。で、つくづく思うんだけど、ニューヨークの不動産情報ってのは、ポルノみたいなもんで、各広告に出ている説明を読みながら間取りを想像して、これぁもうたまらんのです。写真が出ている広告などはもう、よだれが止まらない。
たとえば私が(毎日)見ているページがこれ:
http://newyork.craigslist.org/nfa/
(黄色い文字でpicと書かれている物件が、写真つき)
で、住みたい地域の名前等をkeywordのところに入れるわけですが、私は今をときめくWilliamsburgという地域なんかを見たりしています。あー高い。
おおよそこの家賃は無理だろう、と思われる物件をあえてクリックする。ただ写真がみたいから。へぇ〜すごいねこんな家に住めちゃうわけ〜。と感心しながら、いろいろな想像を膨らませるのです。楽しい!このWilliamsburgという地域なら、通勤時間30分以上は保障つき。そして分厚い壁に囲まれて、いくら音楽鳴らしてもオッケー!ポリさんが夜鳴きしてもオッケー!夢は膨らみます。
ポリさんの夜鳴きと言えば、今まさにピークの時期です。夜、一緒に寝ましょうよ、と私が誘っているのに「一人で茶の間でねるからいい」と、絶対動かない。そして寝始めたころ、「ヌェアあああアア」という声が闇の中から聞こえてくる。結局ポリさんを抱き上げベッドに連れてきて10分ぐらいなでなでしてやらないと、闇の声はおさまらない。そんなら最初から一緒にベッドに行こうや。まぁ人間となんて、寝たくないんだろうけどね。
ポリさんがもっと満足に走り回れるスペースも、欲しい(って本人に聞いたわけじゃないが)。最近ポリがはまっている遊びなんて、冷蔵庫にくっつけてあるアルファベットの磁石をひとつひとつ剥がして冷蔵庫の下に隠すことですよ。冷蔵庫の下から「ポリの選んだ文字」を拾い集めて言葉を作る、というのをこっちも楽しんでますけどね、同居人として、これはちょっと空しい。おもちゃ類も、家の中を一通り追い掛け回す前に、全部冷蔵庫行きですよ。床のスペースが狭いから。
引っ越しましょう。貯金しましょう。
じゃ、久しぶりにポリっす。