言葉と態度

ヘブライ語のクラスをまた取り始めた。今回は、ユダヤ文化センターのようなところでやっているクラス。Advanced Beginner's Conversational Classという分かるような分からないようなレベルで、生徒さんは大体みんなちょっとだけ喋れる、というかんじ。講師の女の人も、話していてなかなか面白そうな人。今“国際教育”という専攻の博士課程をやっているらしい。私は早速彼女の名前を忘れてしまったけど。
例によって自己紹介から始まる。まずこの先生、すごい質問攻め。一人に10分ぐらいかけて自己紹介+質疑応答が行われる。私も、自分の出身地から旦那が軍隊にいたときの勤務地まで色々聞かれる。さすが。。。(イスラエルの人達は、初対面の人と話すとき、まず“どこの出身なの?”そして、“で、軍隊では何してたの?”と訊くのが主流、というかそうなってしまうらしい。)
ヘブライ語を習うにあたっての目標、というのがずーっとあって、ひとつはもちろんイスラエルに行ったときに人々と話せるようになることなんだけど、もうひとつが、もっと自己主張できるようになり、横柄になること。こんなこと書いたらヘブライ語喋る人には相当失礼ですが。(←そうですこういう態度がいけないの。失礼でもいいんだ。)とりあえずは私の知っている人達、というレベルで今喋っているので、みんながみんな、ということではないので。私が思うに、彼らは物事をはっきり言うのが上手い。(まだ聞こえが良すぎるかな。)強い調子で自分をとにかく主張するのが上手い。なりふりかまわず。そういうことでしょうか。というふうに、自分で言語を学ぶことによって、そういう横柄さまでを持ちあわせることができるのかどうか。というのを、半分、実験気分でやってみたい。私にはもっとそういう態度が必要。そして、そういう向こうの態度についていかなきゃいけない。単純に言うと、普段の会話やらなんやらで、ちゃんと言えないことが悔しいんです。
あと、どの言語にしてもそうだろうけど、ヘブライ語には日本語にも英語にもない表現が沢山ある。そういう表現を知るのがとっても楽しい。って、考えてみて例を挙げられないのが今の現状です。いや、がんばります。

ほら、ヘブライ語で“犬”(kelev)とという言葉を書くと、私の名前に似てるんだ。こういうこととか。こういうことなのか。これだけなのか。。。