Ethiopiques 21


60-70年代のエチオピアのミュージシャンを集めたオムニバスで始まったというエチオピークス。フランスのレーベルBuda Musiqueから出ています。すごいすごいとは聞いていたのだけど、やっと買うことにした。もう20枚ぐらい出ている。どれにしようかな。。。と思っていたらシリーズの中のいちばん新しいやつが、ピアノのソロ曲が集められたものだということで、それを。Emahoy Tsegue-Maryam Guebrouという女の人が奏でるとってもシンプルなピアノ曲。晴れた日という感じ。土の香りがしてくるよう。たぶんこもったようなピアノの音のせいかしら。土の匂いであって、でもとっても潤いを感じる。エリックサティのような落ち着き感。
ライナーノーツ(フランス語を英訳したもの)も、彼女の生い立ちみたいなことが書かれているんだけど、言葉のチョイスがドラマティックなのはさすがフランスです。ちょっとこの一枚は久しぶりに当たりだった。一緒に旅したくなるような。
それにしてもこのシリーズ、あと20枚も出てるのか。。。気が遠い。