Bill Frisellクインテット

2週間もVillage Vanguardでやっていたのに、結局公演最終日しかチケットが取れなかった。日曜の、夜11時から。。。ぐわあ。日曜の昼間はわざわざダウンタウンでブランチを食べて、わざわざプロスペクトパークで日向ぼっこしたので、(全部家から遠い)帰宅した時点でとても疲れていた。でもそれから落ち着くために映画を見て、(Garden State、なかなかいいロマンスだった。ナタリー・ポートマン可愛い。)ご飯を食べて、外出した。一人ライブはすごく久しぶりだ。
日曜の夜がぁなんて情けないこと言ってるじゃありません。もう、行って損するわけなかろう。
あぁすごかった〜。
ビル・フリゼールもすごいのだけど、やっぱり個人的に注目はドラマーKenny Wollesen。彼のドラムは全く狂ってらっしゃって。。。真剣な眼差しで叩いているかと思ったら突然ニカーッと笑い出したりね。土曜日のデモではオオカミの被り物を着けて、"The subject today is love! And for tomorrow as well!" (今日のお題は、愛!そして明日も!)と叫んでいたケニー。凄い人です。
楽器が全部、喋っている。たまに、溜め息とか、出すんっすよ。にぁあああああ!と叫ぶし。Greg Tardy、サックス件クラリネットのおっさんも、すごくよかったなあ。気がついたら肩がガッチガチに固まっていたり。ファミコンやるとき、ジャンプのボタンと押すと同時に自分の体もジャンプしちゃうような感覚とか。そういう緊張感を私は愛します。
ビル・フリゼールの楽曲自体は、優しく悲しい綺麗なメロディーが多くて聴きやすいジャズだと思う。カントリーやブルースたっぷりのジャズ。彼のほんわかとした人柄が出てます。5月に日本各地のブルーノートでもやるみたいだけど、違うメンバーとですね。http://www.songtone.com/artists/frisell_link.htm