寝なきゃいけない時こそNomeansno

ねむれません。今日は日曜なのに働いて、明日も忙しくなりそうです。ウフフ。。。。。
でも土曜日は朝からファーマーズ・マーケットに行って野菜と卵や花などを買い、それで朝ごはん作った。これが毎週できれば健康で肌もツヤツヤでイライラや喧嘩もなくなるだろう。
ほんっとしつこいですがNomeansnoというバンドが頭の中をぐるぐるしております。秋のNYノーミーンズノー祭り2日目のイベントは、ブルックリンはNorthsixという場所で開かれました。平日ということもあってか客入りはそこそこ、踊ったり走ったり移動するスペースがあって便利だったのですが。。。もうちょっと盛り上がってもよかったかいね。このバンドは過小評価されていると思います。でも、彼らの勢いというか、すごい。私なんてセットの3割は知らない曲だったけれど、カァァっと熱い会場の中でもブルって鳥肌たってしまうんです。あと、やっぱりこのバンドの評価が「年齢」のことに触れてしまうのはなんていうか、バンドにとっては不本意なことなのかな、って思うけど、(ベースのRobさんは50代半ばぐらい)とかいって私も歳について書いてるけど、すごいんです。やっぱり初めて見る者があのオッサンたちの力のみなぎる様を目の前にしたら、圧倒されます。
でも、一番いいたことは曲がすごくかっこいいことです。。。なんといっても。私なりの勝手なことですけど、カッコイイんですとにかく。間のとりかたとか絶妙。基本はパンク、そこに狂ったリズムとかプログレっぽさが加わって、あっちへ、別世界に行ってます。歌の内容はジョークだったり深い心理的な問題提起だったり。そして3人で一斉に出す音の厚さといい、ここまでピッタリ息の合う「速い」グループはあんまり観た事ありません。キャッチーな曲も最高にカッコイイです。
ランさんも一緒に行った2日目はRags and Bones も聴けたし、ダブルアンコールの最後にはTwo Lips Two Lungs and One Tongueで死ぬかとおもうぐらい楽しみました。僕久しぶりに青タン作ったよ。

ドラムのJohn Wright氏と彼のビール2本。振動でビールが倒れやしないかと心配でした。後ろにはお兄さんのRob Wright氏(ベース)
公演一日目、Knitting Factoryの物販で買ったMamaというアルバム(92年にリリースされたものが2004年に再販)を聞いているのですが、これはまったくジャズィーな要素が強く、言葉のメリハリがよく聞こえるし、今まで知ってたNomeansnoとの意外性などもあって大変気に入ってます。曲名や歌詞は過激な部分もあるので掲載しかねますが、Captain Beefheart の曲達から受けた衝撃に近いものがあります。気持ち悪いダイレクトさ、というか。。。

Mama

Mama

そしてちょっと気になっていたバンド、Hanson Brothers。これはNOmeansnoのサイド・プロジェクトで、NMNに一人足した4人組のバンドだそうです。Northsixの物販でCDが売ってたので、「Hanson Brothersってのは何なのですか。」みたいなことを物販のお兄ちゃんに訊いたのだけど、そこで返ってきた言葉が、
「サイド・プロジェクトでジョークバンドみたいなかんじ」
ラモーンズ・スタイル」
「ホッケーとビールについて唄っている」(ヒント:彼らはカナダ人)
「あと、たまに女の子についても唄っている」
ということらしいので、よっしゃ、と思って買いました。
いいです!!元気の出る音です。ラモーンズ好きならば、ぜひ。。。イヤ、責任はとりませんけど。

Gross Misconduct

Gross Misconduct

このアルバムの中に、ラモーンズの「Britzkrieg Bop」の替え歌で「Britzkrieg Hops」という歌があるのですが、冗談過ぎて一回聴いてすぐ好きになってしまった。「Hops」はもちろんホップ、ビールの材料のことですね。
Hey! Ho! Let's Go! のところが、「Hey You! let's brew!」(let's brew醸造しよう)になっている。。。
Britzkrieg Bopが、Hanson Brothersの手によって「おいしいビールを醸造しよう」という歌になってしまったのです。

にやっとする以外に何ができよう。


もうひとつ特記しておくべきことは、このMarshallのアンプ、ロゴが改定され、arsholeになっていました。
私にこんな下品なことを書かせるバンドって、何!




じゃ、寝まーす。