落ち着いたと思ったら&Jello Biafra

喉はよくなりました。優しいお言葉を掛けてくださったり念じてくださったみなさんありがとう
紅白饅頭
4月にイスラエルに行くことになりました。すごく急だけど。。。とにかく行く。ランの父さんが病気で、4月の初旬は1年で一番大きなユダヤの休日なので、来て欲しい、ということで。普段からきついお財布を今回は電動のこぎりでこじ開けてチケット買ったのでもういっぱいいっぱい。。。動揺しています。まー弱音を吐きたくなりますがここはあえて仁王立ちで出発まで待ちたいと思います。
行くからには意味のある旅にしたい。

水曜日はジェロ・ビアフラさんのお話を聞きに行きました。きちんと予定されていた会場で、時間通りに始まりましたよ!(←去年こんなことがあったので。)どっかのサイトのコミュニティーのトピックのタイトル(横文字うざい)にもなっているけど彼の話はなんというか講演・演説・長話です。聞きに行くのは2回目だけど、すっごく楽しかった。病み上がりだったので2時間ぐらい聞いて帰っちゃったんだけど、その後も話し続けて4時間ぐらい話した模様です。

始まりは。。。FBIばりのサングラスをかけ、黒いウールのコートで登場。。。
Staaay Hooooome.... (家にこもれ)Do not contact your loved ones, or attorneys... (愛する人や弁護士には連絡をとるな) Do not attempt to think, or depression may occur...(考えることをやめろ。さもないと鬱の症状が出てくる。)Shut up(黙れ)Your local watch officer will be by to collect urine samples in the morning... (地域ごとの監視官が毎朝尿サンプルを集めにやってくる)Anyone who fails for the collection of urine will be shot (尿検査の提出ができない者は、銃殺。)... Stay home... Remain calm... Anyone who fails to desplay a mexican-style painting of King George II in your living room .... will be shot. (ジョージ王2世(bush)のメキシカン・スタイルの肖像画をリビングに飾っていないものは。。。銃殺。)Do not panic... Be happy...

うろ覚えだけど、「こうなるかもしれない」恐怖のアメリカ社会での警告を演じてくれました。話の内容は全部は書かないし覚えてないけど、ジェロはつまらない推測や仮説をもちだしてあーだこーだ言うのではなく、実際に何が起こっているか、どういうことが出来るのか、をすごくシンプルなところから話してくれる。
そして、笑いを取り入れる。
政治家の「間違っちゃった引用集」とかは最高です。
ジェロについては前にも何回も書いた気がするけど(汗)、彼は80年代中心に活躍したサンフランシスコのバンドDead Kennedysのボーカル/スポークスマンだった人で、アメリカの政治的パンクバンドの中ではまさに中心的な存在だと思う。Dead Kennedysは解散しましたが(バンドメンバー内のいざこざがあるのですがここでは省略)ジェロはバンドで活動していた当時に設立した自らのレーベルAlternative Tentacles(オルタナティブ・テンタクルズ)の経営を今日まで続けてます。社会を変えようと本気で行動している人の一人です。彼の話からは色んな力をもらった。それをどうやって活かしていくかが課題ですね。「もーすっげーおもしろかったジェロ最高」で終わりたくはないですもの。それをさせないために彼も全国回ってしゃべってるんだから。

今日は今日でフィラデルフィアに行きます。フィリーに住んでる友達のAlexちゃんと一緒にすっごく久しぶりのWorld/Infernoと、Leftover Crack(昨日ブルックリンでライブを予定していたところ、NYPDの豚たちにひどい弾圧を受けライブハウスから追い出しをくらったようです)のライブを観にいきます。。。そして、はじめて観るイギリスのパンクバンドCitizen Fish。。。楽しみ。。。