Sweeney Todd と All About My Mother

クリスマスイブは、チャイニーズ以外はどこのレストランも開いてないのかと思っていたけど今日街へ出てみたら結構開いてました。
5、6人でアレンSt.の『粥之家』で美味しいお粥とその他中華料理を腹一杯食べ、申し訳ないぐらい安いお代金をテーブルに残して、映画館に向かいました。
ティム・バートンの新作『スウィーニー・トッド』です。
この映画、おもいっきり暗くて、皮肉くさくて、とても嬉しかった。
血が多い、というか血がとても重要な役割を果たしているので受け付けない人も多いだろうな、と思ったけれど、
まあファンタジーなので。。。妙に楽しめた。お話は悲しい内容なんだけど。

心配していた歌、なんですが、この映画は台詞の約八割が歌。もともとミュージカルが映画化されているものなので。で、台詞が歌に切り替わるとか、私はちょっと苦手というか、力が抜けるというか。。。
でも頭に残る素敵な歌がいっぱいで、いつのまにかのめり込んでいた。
三文オペラもそうだけど、クサかろうが何だろうが、いい音楽は、やはりいいもんなんだと。


いい夢、見れそう、です。。。




昨日の晩はうちでペドロ・アルモドバルのAll About My Motherを鑑賞。
ほんとにいい映画だな。
性的、社会的問題を題材にした「ドラマ」が慌ただしく展開されるだけでなく、
親子とか、友達とか、そういう絆を、誰も切り離すことのできないものとしてすごくあったかく描いている。
ある意味、神聖なもの、とさえ感じる。

何がおころうと、お母さんはお母さんでしょ、大切にしなさいよ、っていう
おせっかいなおばちゃんからの気遣いみたいなのが
いいなあ。と思う。
きっとそういう視点で描いているんだろう、アルモドバルさん。

若い頃のペネロペ・クルスの可愛さに、ため息。(複数)


近頃、見たい映画がいっぱいでございます。
今日行った映画館の入場料が$11.75まで上がってて、ちょっとショックですが。
つい最近まで10ドルじゃなかったっけ。