ハンナ・アレントについての乱筆

ランがたまたま見つけてきたイスラエル人の書いたハンナ・アレント大批判の小論文を読んでます。Elhanan Yakiraという人が書いてます。この人はヘブライ大学で哲学を教えてるらしい。英語なんだけど和訳するのめんどくさいので思ったことだけ。 冒頭のAbstra…

キリスト教を笑う

まず、気になっている/気に入っている、このリンクを。 8月22日付ガーディアン紙のフォト・ギャラリー アメリカ各地で撮影された、キリスト教のプロパガンダ・ビルボードを集めたものです。 私もまだ観た事のないアメリカの“奥のほう”(東西海岸側しか知ら…

イアン・ブルマ 講演

金曜日にランの通ってる学校でイアン・ブルマさんの講演があった。わたしは今ちょうど彼の『戦争の記憶−日本人とドイツ人』という本を読んでるところなんだけど(これは色んな面から2つの国の比較を行っていて面白い)、でも今回の講演の内容はヨーロッパに…

パレスチナの写真展のことについて

昨日のエントリーに書いたことで、りょうがくんという友人からコメントを貰ったことでメールで色々話して言い足したりしたことがあった。それについて詳しくは書かないけど、前もってここで書いてなかったことが色々あるので書きます。

一月一日午後6時

新しい年になりました。なんか、年が明けたと言っても同じように夜が来て朝が来ただけかもしれないけど、ちょっと考えてしまう、色々。去年はどんな年だったかな〜。。。悪いことは忘れてしまった。小さいことだけど、良いことばかり思い出せる。反省心がな…

もうひとつ

ちょっと今まではっきりさせてなかったことがあって。それは「感じる」ことと「考える」ことの違い。感情と思考をごっちゃにしていたと思います。整理すると、日本を「感じる」とき、自分の「ふるさと」ていう感じとか、「日本の何々が美しい」だとか、「日…

つづき

早く雪が降らないかなー。

笑えるけど笑えないけど笑えるけど…?

こんなサイトを見つけました。 この間書いたイタリアのトイレ作品とつながるところがあるんじゃないかな。 http://www.catsthatlooklikehitler.com/ 『Cats that look like Hitler』−『ヒトラー似の猫たち』 このサイトでは、黒いちょび髭のついた猫の写真を…

Shock Value

『ショックを与えることの価値』ということについて考えていたのだけど、どの考えも中途半端なのでとりあえずメモ的に殴り書きしたいと思う。 トイレで国歌 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/6122448.stm イタリア北部のボルザノ近代美術館で、『流…

映画のあとのディスカッション等

この映画があったからこそクルーの人たちや沖縄の学生達に出会えたわけだけど、そのあとに続いたディスカッションでは、ものすごく幅の広いお話が飛び交っていたと思うので、ちょっと枠を変えて書いてみたいです。

ネット内での論争、とか

一週間ほど前に書いて放置してあったんですが、載せておこうっと。 暇になるとよく他の人のブログを辿って色んな人の考えを読むことことなどをやるわけですが、近頃は暇じゃなくても自分から検索し探して読むことが多くなった。身体に悪そうだがこれが結構中…

戦争中のブログ

このところ読んでいたものの中で、 この記事から、いくつかリンクが貼られていたので読み始めた。(mipopen、リンクをありがとう!)レバノンやイスラエルのブロガーたちが様々な視点で書き、互いに議論しています。(もちろんイスラエル・レバノン以外の人…

イスラエルについて

毎日イスラエルによるレバノンへの攻撃はひどくなるばかりで、最初のころに思っていた“戦争の戦い方”なんていう言葉は今は全然通用しそうにない。最初から戦うべきではなかった戦争なんじゃないか。"what they (israel) do is justified but how they do is …

ジェロ:Privacy is dead. Get over it.

日曜日、シロちゃん(前日死んでしまった金魚)を川に流しに行った。濃い灰色のイーストリバーに浮かぶ真っ白な体に真っ赤な帽子を被ったシロちゃん、ひときわ鮮やかでした。ちょっと涙が出た。河っぷちの岩の上に座った私の横には、ギターを弾きながら川に…

中東でのことに関係して

ここ最近、頭をまとめようと思って、色々読んでいます。今週末は雨ふりです。 (長文に注意)

中東でのこと

イスラエルとパレスチナ、レバノンでの出来事について。なんだかごちゃごちゃしているんですが

最近ふと思うこと・おじいちゃん

なんだか長い間書いてなかったなあ。書くことが見つからんかったというか、書き始めては、あーやめた。っていう感じになってしまってそういうのが2週間ぐらい続いている。ま、別に悩むほどのことではないけど。飽きっぽい性格がここにも出てきたか。。。

国や街や家族や趣味のこと

韓国で行われていた米軍基地建設に従う土地の強制収用、それに対する韓国の人々の反対運動を考えたことで、私の中で、色々とわかったことがあった。読んでくださった方、コメントを下さった方、どうもありがとうございます。 この問題について書くことになっ…

思ったことを書き留める、他のブログから得ること

考えて考えて、頭の中がぐっちゃになりそう。ぶはー。 昨日友人ミベリさんが遊びに来ていつもの映画Forbidden Zoneを観て、パスタを食らった。この映画は何回見ても飽きない。私が生まれた年に作られた記念すべき映画。最初に見たときはショックで、大きな衝…

Selling my soul to corporate world

こんにちは。 血の滲む様な準備を経て第5回大腸手術セミナーが終わった。30人余りの外科医が集まる小さなセミナーだけど、ああだこうだ話し合いながら最新の機器を使っての手術の勉強をすることは医者じゃなくてもすごくためになる。みんな色々議論しながら…

アドルフ・アイヒマン続き

ああ、このあいだアイヒマンのことを書いてから10日以上経ってしまった。 でもまたいきなり始めることにする。 とにかく、 いかにナチスの人間達が“自分は何も間違ったことはしていない”という精神状態を保つことができたか、ということが、とても興味深い。…

ジェロ・ビアフラについてもうひとつ。

この日記はかつてmixiで書いてたものです。 Jello Biafraはサンフランシスコ出身のバンド、Dead Kennedysの元ボーカル/ほとんどの曲作りを手がけた人。デッド・ケネディーズは78年結成。80年代のアメリカのパンクバンドの中で存在はかなり大きい。私は今でも…